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社内に会社の想いを浸透させる秘策「通称ワクスタ」!

社内に会社の想いを浸透させる秘策「通称ワクスタ」!

 「社内にミッションやビジョンを浸透させたい!」「前向きな姿勢で業務に取り組んで欲しい。」でも、なかなか社内に広まらない。なぜ会社の想いは浸透しないのか。経営陣なら、誰もが直面したことのある場面ではないでしょうか。

 実は当社も同じ状況でした。これまでもミッションやビジョンを記載した手帳を作ったり、スターティアテストという社内試験を実施したりと、それなりに色々と取り組んでまいりました。しかしそれでも会社が大きくなり、社員が増えるにつれ、創業間もない頃よりも浸透度が弱まってきているなと危機感を持っていました。

 そこで今期から新たな施策として開始したのが、「ワクスタ」です。響きからしても、なんかワクワクしませんか?正式には「ワーキングスタイル普及推進制度」といいます。

 「ワーキングスタイル」とは、当社が従業員に期待する行動姿勢を定めたもので、つまりこういう姿勢で業務に取り組んで欲しいという想いをまとめたものです。その中身については下記に記載いたしますので、ここでは説明いたしませんが、ワーキングスタイル(感謝、挑戦、楽しむ)の実践を通じた活動に対して、一人あたり上限3万円の支援金を支給するという思い切った制度を開始しました。

 ここに至った理由として、「ワーキングスタイル」の浸透に向けて、今まで当社でも試行錯誤を続けてまいりましたが、会社がいくら、「ワーキングスタイル」に沿った行動を意識して欲しいと伝えたところで、納得感がなければ、浸透もしませんし、行動が変わることもありません。ならば「ワーキングスタイル」に基づいた行動を実践した人に支援金を支給して、実際に体験してもらおうと考えたのが、本制度です。実際に体験してもらうことで、納得まではせずとも、自身で考えてもらうきっかけになると思ったのです。

 本制度の特徴は、自由度の高さです。ワーキングスタイル(感謝、挑戦、楽しむ)に関する活動であれば、どういった活動でも構いません。これは、仕事に直接関係するような資格の取得や研修はもちろんのこと、部署内のメンバーみんなで行く登山、ボランティア活動、漫画の購入まで、多彩な活動に活用できます。このアイデアはある海外アウトドアメーカーが行っている取り組みを参考にしたもので、それを当社用にアレンジしたのが本企画です。

 開始して数ヶ月が立ちましたが、既に多くの方から申請が寄せられ、実際に活動をしたという報告も集まってきました。以下の写真は実際に本制度を使った活動です。 

top_tozan.jpg「仕事に関係ある部署のメンバーたちで富士登山に挑戦」

 

社外mtg 「社外で気兼ねなく話し合える会議を実施」

 

top_tozan.jpg「社名が入った木製の掲示板を作成」

 

 もちろん何でもかんでも良いという訳ではなく、本制度を運営する社内公募による委員会のメンバーがおり、委員会で審議し可決されたものが対象となります。毎回、様々な申請が寄せられており、こんな活動があるのか、次回はどんな申請が来るかとワクワクしています。

 この制度による結果が現れるのは、まだ先になると思いますが、「ワクスタどうする?」「この活動は感謝、挑戦、楽しむの対象になるかな」といった声も社内から聞こえており、早速、「ワーキングスタイル」の認知には効果が出てきていると実感しています。

 「社員は、なぜミッションやビジョンを覚えてくれないのか。」と嘆くばかりではなく、どういうやり方だったら浸透するのか、そういう発想で考え、そして実践してみると良いのではないでしょうか。

(ご参考)当社グループのワーキングスタイルはこちらです。下記ページの一番下をご覧ください。
https://www.startiaholdings.com/company/philosophy.html

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