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ワールドカップと仕事の機械化

ワールドカップと仕事の機械化

ワールドカップ、残念!

日本負けてしまいましたね。私も3時からリアルタイムで見ましたが、しかし悔しい!

日本代表の皆さん感動をありがとうございました。

 

 さて、今、世界中で注目が集まるワールドカップですが、私は別のところにも注目してみました。

それは、サッカーの主審の腕時計です。

 英オックスフォード大学の研究では、仕事の機械化により、今後10年~20年後までには今の仕事の約47%が機械によって自動化されると言われております。運転手がいなくても動く自動運転車などが最たる例なそうですが、サッカーの審判においても機械化の波が来ていると感じました。

 今回のワールドカップで主審がつけている腕時計は、ボールがゴールに入った瞬間に審判の腕時計に「GOAL」の文字が表示されるそうです。こうして主審は、ボールがゴールに入ったかどうか微妙なものでも、時計を見るだけで、すぐに判定ができるというもの。

 この時計(スマートウォッチ)を開発したのが腕時計メーカーの老舗で、今大会の公式タイムキーパーでもあるウブロです。このウブロのスマートウォッチが更にすごいのは、審判に配布だけでなく市販もされており、ゴールが入った瞬間に審判と同じ様に腕時計に「GOAL」の文字が表示され、ワールドカップをリアルタイムに感じることができるそうです。(あとで調べたところ、審判の腕時計は特別仕様で、市販のものとはまったく同じではないそうです。)

 この話を聞いて、私も「欲しい!」と思い、すぐにお店に連絡してみましたが、完売で買えませんでした(笑)

 しかし、これを思いついた老舗時計メーカー ウブロの世界を相手にするマーケティング力には非常に関心いたしました。

 また今回のサッカーワールドカップでは、主審のサポート様にビデオ判定も正式導入されており、審判の死角で行われたプレーで判断が難しいものには、映像を用いて判断するなど、機械化がどんどん進んできています。様々な仕事が機械によって置き換わっていく中で我々もどうしていくべきか、考えさせられる出来事でした。

 日本は負けてしまいましたが、まだサッカーのワールドカップは続きますので、よければ審判の腕時計にも注目してみてください。

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