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起業を成功させるには、型を知ることが重要 『起業の科学 スタートアップサイエンス』著者 田所さん講演

起業を成功させるには、型を知ることが重要 『起業の科学 スタートアップサイエンス』著者 田所さん講演
先日、AERAにも紹介して頂いた社員教育制度「ジュニアボード」※1の今期最終回として、『起業の科学 スタートアップサイエンス』の著者で有名な田所さんに特別ゲストとしてご講演をして頂きました。

 田所さんと言えば、自らもシリコンバレーで2度起業し、その後、国内でベンチャー起業を立ち上げ、エグジットしたり、また世界的なベンチャーキャピタルであるフェノックスのアジア担当として活躍されるなど、起業家として、投資家としても深いご経験があり、両方の視点・経験からまとめられた本が『起業の科学 スタートアップサイエンス』です。アマゾンで24週連続一位を取るほどの超売れっ子の著者のひとりです。
 その田所さんですが、実は以前より親交があり、数年前に田所さんが主催するシリコンバレーの企業を回るツアーに私が参加させて頂いたのがきっかけでした。参加してすぐ「これはすごいツアーだ!」と衝撃を受け、田所さんに頼み込んで特別に当社の幹部社員向けにシリコンバレーのスタートアップ企業を回るツアーを組んで頂いたこともあります。
 そうしたご縁もあり、今回はスタートアップ企業を成功させる方法とはについて、ジュニアボードのメンバーに対して特別に講演をして頂きました。講演では、優れた事業アイデアかどうかを検証する方法、スタートアップはどこの市場を攻めるべきか、時代はこの様に変化してきている、成功する経営チームとはなどなど、詳しくは著書を読んで頂ければと思いますが、目からウロコの内容が盛りだくさん。きっと参加したメンバーにも大きな刺激になったと思います。
 せっかくの機会ということで、私からも日本のベンチャー企業とアメリカのベンチャー企業の違いや、起業家として成功する資質とは、田所さんが注目している企業など、質問攻めをしてしまいました。

 もちろん色々な資料や起業例などをお話していただきましたが、一番印象に残っているのは、「ベンチャーとは、起業とは、誰かの痛みを解決できること」という言葉です。
 私も同じ様な考えで、ベンチャーとは社会の不条理、不合理や無駄などを今までなかったような視点から解決するのが起業家の使命だと思っています。データなど貴重なお話をいただきましたが、それ以上に深い感銘を受けた講演でした。

 本講演内容のベースとなっている書籍『起業の科学 スタートアップサイエンス』ですが、まさに起業の教科書と言える本で、起業を考える人から、既に事業を行っている方も非常に学びを得ることができます。ご興味ある方は、是非お手にとって頂ければと存じます。

 田所さん貴重なご機会誠にありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

『起業の科学 スタートアップサイエンス』
https://www.amazon.co.jp/dp/4822259757/

※1「ジュニアボード」とは、起業やマーケティング、戦略などに興味がある社員のためにつくられた学ぶための制度です。課題図書を元に事業やマーケティングについて議論を交わし、実践的なノウハウを学ぶという内容です。
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