先日、ニュースリリースでも発表いたしましたが、韓国・文書管理システムのサイバーダイム社と業務提携を行いました！
サイバーダイム社は、創業から18年間にわたりCDM（centralized document management system）という中央文書管理システム、いわば個人のPCには文書ファイルを残さずサーバーで管理するというシステムを専業で提供してきた会社です。

 

皆さんご存知の様に、韓国はヒュンダイ、サムスン、ロッテ、LG電子といった財閥企業の売上がGDPの４分の３を占めると言われ、韓国の証券市場であるKOSDAQ（コスダック）での時価総額も６割を占めると言われております。
そうした韓国市場では、技術力はあっても販売先となる市場が小さく、その為、立地的にも近くマーケットの規模も大きい日本市場が非常に魅力的だそうです。

 

この業務提携では、サイバーダイム社が提供しているクラウドストレージサービスをOEMし、「セキュアSAMBA pro」というサービス名で当社でも取り扱いを開始します。
サイバーダイム社のサービスは韓国において銀行やガス公社でも採用されるなど多くの実績があるほか、上記の市場環境もあり、日本への進出を考えていたところでした。そんな中、当社の「セキュアSAMBA」を知り、提携にいたったという経緯があります。

 

私も韓国に出張し、調印式に出席いたしました。
しかし韓国ソウルは非常に寒い！ なんと気温は、マイナス１０度。金浦空港近くの河は凍っており、ソウルに着いた途端、寒すぎて、いきなりむせました（笑）
聞いたところ、ここ数日は非常に寒く、モスクワよりも気温が低い日もあったそうです。寒さに慣れているはずの先方の方々も、今日は寒いと言っていました。

 

なお、マスコミでは、冷えた日韓関係とも言われておりますが、サイバーダイムの方々とお話した印象では、ビジネス面では非常にポジティブでした。あくまで私の主観ですが、日本の上場企業が韓国に来るというのは、一種のステータスになるようです。

 

写真の通り、バナーまで作って頂いて驚きました。

今回提供を開始する「セキュアSAMBA pro」は、弊社が提供しているクラウドストレージ「セキュアSAMBA」の高セキュリティプランの位置づけになり、より高度なセキュリティを必要としている企業への販売を目的にしています。
自宅のパソコンにクラウドサーバー上のファイルデータを保存・印刷させない、画面キャプチャーもできないようにするなど、かなりの高セキュリティです。
働き方改革に伴いリモートワークが増えてきていますが、まだまだセキュリティへの懸念から踏み切れない企業も多く、そうした会社様への展開を予定しています。

 

来年4月以降は、ホールディングス化によって新たに誕生したスターティアレイズ株式会社が提供していく予定です。
是非ご期待下さい！